双子の離乳食について

双子

双子の離乳食スタートは7か月から

ミルクをよく飲み、おすわりもできて、よだれも増えてきたら…そろそろ離乳食のサインですね。

わが家の双子(えいちゃん・びいちゃん)は修正月齢で2カ月ほど成長が遅れていました。

そのため、離乳食は7か月~8カ月になるころに始めました。

最初はおかゆからスタート

離乳食のスタートはとりあえず「おかゆ」。

電子レンジおかゆが作れるというグッズを妊娠中に買っておいたので、それを使用していました。

今は100円ショップでもおかゆを作れるキットがあるので、そちらを使うのもいいですね。

初期はとにかく手間を省くため、おかゆになんでも混ぜてました。

ほうれん草にトマトやしらすなど…
やわらかくして、一緒にすりこぎすりこぎ!

ひとつのお椀に入れて、私が順番に食べさせていました。

離乳食用の食器はいただきものが二組あったのですが、2人分をひとつのお皿に入れるとなると入りきらなくてあふれました笑

そのため、家にあったお皿やお椀を使っていました。

スプーンとフォークもセットになっていたのですが、初めはスプーンを一本買い足しました。

初期離乳食はゆるめなので、セットのスプーンは食べ物がつるつると滑って落ちてしまい、食べさせづらくて…

食べ物が落ちにくく、食べさせやすいスプーンを探し、それで食べさせました。

双子育児は時間の効率化が勝負。
スプーンは「食べさせる離乳食用」が一本あると、あげやすくておすすめです。

同時に離乳食をあげてみる

ふたりは食べるスピードにも差がありました。
えいちゃんはなんでも食べる、食べるスピードも速い!

びいちゃんはまずスプーンをじっと見てから、一口一口、食べ進めていました。

なので、えいちゃんにあげ、びいちゃんにあげ、次えいちゃん、あれ?もうないの?

はい、びいちゃん、あらまだもぐもぐしている。

えいちゃんは口を開けて待っている笑
こんな感じでした。

(ちなみに、今でも当時と全く同じ傾向です。これ以外にも性格や睡眠なども、今でもこの時期のままです。「三つ子の魂、百までも」は本当のようです。)

初めはスープやおかゆのみだったので、スプーンでそれぞれ食べさせていましたが、食べる量や形状が変わってくると、さすがに追いつかなくなってきました。

離乳食を初めて1~2か月たって手づかみ食べができるタイミングに、ひとりひとり食器に入れ、目の前に置くスタイルに変更しました。

手づかみ食べ推進派

食器を2人分用意し二人分に分け、目の前にひとつずつ置くスタイルに。
このとき、ベビーチェアを二脚用意していたのが大正解!

お互いのお皿を奪い合うことなく、食べさせることに集中できました。

手づかみができるとはいっても、まだ満足に全てのメニューを手づかみのみで完食は難しい時期です。

自分で食べられる手づかみメニュー+しっかり食べさせるメニューという形で用意しました。

あげさせる手間をへらすために、なるべく手づかみメニューを多めに作りました。

野菜は柔らかめに茹でてスティック、ご飯はミニミニおにぎりボール、などなど。

じゃがいもをすりおろして丸く焼いた、じゃがいも餅がふたりのお気に入りでしたのでよく作りましたね~

椅子の下にはレジャーシートを敷いておけば、食べこぼしをティッシュで取ってサーっとシャワーをかけて干しておけばOK。

洗うのが大変なら、いらない新聞や紙など(ネットショッピングで入ってた紙とかポスティングチラシとか)を敷いて、終わったらポイ!

とにかく、自分が楽な方法を取りましょう!

ベビーフードは強い味方

離乳食のあとはお口を拭いて、食後に同時にミルクをあげ、床やテーブルを片付け、場合によってはお着替えも発生します。

そのまま寝てくれればいいけど、寝かしつけたら食器や哺乳瓶を洗い、自分もなにかテキトーに食べて…なんてやっていると、どちらかが起きだしてしまったり。

今、思い出しても、双子って本当に大変でした…

離乳食の準備は正直、大変。
作っても食べない日もあるし、作る量が少ない初期こそ手間がかかります。

そんなときに助けられたのが ベビーフード

特に、キューピーの瓶詰めや和光堂のシリーズは本当に便利で、私はめちゃめちゃ使いました。
(キューピーは離乳食事業から撤退するようですね…ほんっとうにお世話になったので、終了は悲しいです…涙出ちゃう( ノД`)シクシク…)

もちろん手作りもいいと思います。
でも、それがつらいな…と思う時は、市販品も大いに利用しましょう!

後ろめたいな…と思う気持ちがあるなら、その気持ちがあるということ自体が、もう立派なんです!

日本のベビーフードは原材料や製法、衛生管理も世界トップクラス。
安心して頼っていいと思います。

2回食になると量が足りなくなるので、そのころからは作り置きも取り入れましたが、基本は「自分が楽できる方法」を優先しました。

忙しい双子育児、無理はしなくていい

離乳食が始まると、ミルク・片付け・お着替え・寝かしつけ…本当にノンストップ。
思い出すと「どうやって育ててたんだ…」と今でも思います。

でも、1歳頃を過ぎれば大体のものは食べられるようになります。
離乳食は“練習期間”だからこそ、 「食べるのって楽しい!」 と思えることが一番大事。

食べないときは休んでも大丈夫。
初期はミルクで栄養がとれますし、親が美味しそうに食べる姿を見せれば、興味を持ってくれることもありますよ。

まとめ

双子の離乳食は「倍の大変さ」ですが、「倍のかわいさ」や「倍の楽しさ」にもなります。
「完璧にやらなきゃ」と思う必要はありません。
双子育児はただでさえ忙しいので、無理せず自分が少しでも楽できる方法を選んでくださいね。